
カスタネットを語るにあたりスペインの存在は避けて通れません。
いつの間にかスペインの民族楽器になり、かのフラメンコにも取り入れられているからです。
なお、フラメンコの発祥地であるスペインのアンダルシア地方では、カスタネットをパリージョと呼びます。
日本のフラメンコ界でもパリージョと呼びますので、ここでもそう呼ぶことにします。
パリージョの材質は堅ければ堅いほど良い音とされます。
伝統的な音を好む人たちは、木製のクラシカルな音のものを使います。
おもに使われる材質はつげやくるみ、黒檀などですが、木製のパリージョは湿気や気温など環境の変化に敏感です。
最近では環境の影響を受けにくいグラスファイバー製のものも作られていますが、経年劣化により木製のものほど長持ちはしません。